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Temporary Named SS 4章

心理描写なんかは自分としては苦手だと思っています。
その一方で、動作描写も。
ヘタばっかりじゃんか!
とか言いつつ、それでも書いてこられたのはスレの方々のおかげだと思っています。



あたしは、強くなるために「光」の騎士団に入った。
どうして強くなる必要があったのかって?
今じゃもう、思い出せないな・・・。

「ねぇクライン、まだミリアは見つからないの?」
しかしクラインは首を横に振るだけだった。
「そっか・・・。」
エルはミリアのことを非常に心配している。
同じ年であり、育った町も同じ。
いわゆる『幼なじみ』とでも言えよう。
「ミリア・・・、もしかしてもう・・・」
「バカじゃないの!? そんなことあるわけ!」
キールの弱音にエルは怒鳴る。
だがエル自身、その台詞を皆まで言うことはできなかった。
やはり心のどこかで、ミリアの身に『最悪の事態』が起きていると考えてしまってるのだ。
事実、人間というものは恐怖や焦燥、心配といった精神異常に弱い。
いかに精神力の強い者でも、長期間その状態が続けばほぼ誰もが弱気になろう。
「・・・無事であることを祈るしかない。」
寡黙な青年、クラインがエルとキールに言う。
彼はかなり無口なため、戦闘中以外はほとんど口を開かない。
その彼がこうして二人に声をかけるということは、やはり彼も――。

ファルは光の主要な都市に来ていた。
先の戦闘で破損してしまったメンバーの武具を見るために。
「・・・どうも」
武器屋の親父から、『週間うえぽん』なる雑誌を買った。
雑誌と言っても写真やら付録やらがついているようなものではない。
紙に武器のラフ画が描いてあり、その特徴、定価などか列挙されているだけだ。
これは武器に限ったことではなく、防具、道具などでもほぼ共通だ。
そして冒険者はこれを目安・参考にして武具を選択するのである。
ファルは武器屋から出ると、行きつけの魔法屋へ向かう。
彼女はマジシャンだ。
それも、普通のマジシャンではなく『イメージマジシャン』とでも言える。
通常、魔法というものは呪文を唱え、精神を集中させて放つものである。
だが彼女は異なる。
ファルの魔法は呪文を唱える必要がない。
代わりに自らの頭の中で、発生させたい事象を事細かに描く。
それがファルの魔法だった。
「いらっしゃい・・・、おや、イメージのお嬢ちゃんね。」
店主は美しい女性だった。
ファルは常連なので、『イメージのお嬢ちゃん』で通っている。
「・・・」
ファルは店主の女性の目を見つめる。
「・・・そう、何かあったのね。」
それだけでファルからただならぬ何かを感じ取る。
「でも私の店にある道具、あなたには役に立たないでしょ?」
「・・・。」
事実だった。
脳内でのイメージに、文字は必要ない。
杖も必要ない。
「そのくせ、何度も来てくれるのはうれしいけどね。」
ファルは頼まれていた品を手に取る。
銀の光沢を持つ十字架、水色の光を放つ水晶球。
店主に渡す。
「・・・破邪のクロスに恵水の水晶。3200ミールね。」
ファルは料金を支払う。
「今度はゾンビ退治でもする気?」
恵水の水晶には、死者を土にかえす効果もある。
そして破邪のクロス。
アンデッド攻略のスタンダード装備だった。
「・・・・・・かもしれないから」
「え?」
ファルはうつむく。
「・・・死んでるかもしれないから!」
「闇にいいように操られてるかもしれないから、それを助けたいって?」
ファルは頷く。
「・・・確証もなしに準備をするのは、辛いだけよ。」
「・・・」
店主は商品を袋にいれ、ファルに手渡す。
ファルはそのまま店の出入り口に歩く。
「・・・また来てね。」
ファルはちらりと店主を仰ぎ、そして店を後にした。

ファルが去って数秒後。
店内の空間がゆがむ。
「・・・!?」
店主は異常を察知し、そのゆがみを見つめる。
ゆがみが大きくなる。穴があく。
「何・・・」
そこから現れたのは、漆黒のローブを着た少女だった。
「あら・・・、もう帰っちゃったかしら」
少女は店内を見回す。
「・・・ドアから入らない客なんて、初めてね」
「ああ、ごめんなさい。・・・さっき、私くらいの女の子が来なかった?」
店主は一瞬のうちに考える。
目の前の少女は何者か、と。
「いいえ、来てないわ」
正体不明の相手に情報を提供することもない。
「私の昔の仲間なんだけどーー」
少女は鼻をスンスンいわせた。
「おかしいわ。あの子のにおいがする。」
(・・・!?)
店主は、うすうす気づいた。
目前の少女が普通の人間ではないことに。
「あなた、さっき嘘ついたでしょう? 来てないって」
「ほ、本当に来てないわよ」
焦る。
「ううん、来た。あの子のにおいがするし、それに――」
「それに?」
「私が産んでいった蟲の気配がするもの」
(闇の者!)
ようやくはっきりした少女の正体。
店主はいつでも魔法を放てるように準備し始める。
「く・・・」
「嘘つくのは良くないよ? お姉さん。」
少女が店主に近づく。
「来ないで!」
「あらぁ・・・、魔法の準備をしてる。私と戦うの?」
(ばれてる・・・)
口で唱えずとも心で唱える。
上級な魔道士にとっては常識。
「無駄だと思うわよ?」
「うるさい!」
店主は魔法を完成させる。
「プラズマウェーブ!」
その手から緑色の光子が無数に放たれる。
光子は少女を貫くかに見えた。
だが。
「だから言ったのに・・・」
少女は右手を店主に差し出す。
すると、緑色の光子はそのまま霧散してしまった。
「・・・!」
唖然とする店主。
プラズマウェーブほどの魔法をかき消すとは・・・。
「プラズマウェーブ。『光』の高位魔法ね。でも、私には効かない。」
「うっ・・・」
「今の魔法で、あなたがかなり上級の魔道士ってことがわかったわ。
 あなたを『闇』に染めてあげる。」
少女はローブに手をかけると、そのまま脱ぎ捨てた。
あらわになった体には、いくつもの蟲がまとわりついている。
「む、蟲・・・使い・・・」
「うーん、この間まではそうだったんだけど・・・。今は違うの。」
少女は右手を秘所に持っていく。
その穴から青紫色の触手があらわれ、彼女の手にからみつく。
「ま・・・さか・・・」
「あん・・・。よく見ててね。あはぁん・・・」
嬌声とともに、背中からも触手が伸びてきて少女を包み込む。
次の瞬間に触手が彼女の体から離れると、そこには別なモノがいた。
蟲魔ミリア。
それこそが少女だった。
「う・・・あ・・・!」
目を見開く店主。
「うふふ、驚いた? フェリア様に生まれ変わらせていただいたの。」
妖しく微笑むミリア。
「でも、スタイルはあんまり変わらなかったのよね。
 あなたから精気を吸って、改造してみようかしら。」
平気な顔で恐ろしいことを言う。
「もう戦う気も失せたでしょ? 人外を相手にかなうはず、ないものね。」
ミリアはさらに店主に近づく。
店主はすさまじい恐怖に襲われていた。
「だから、選択肢を与えてあげる。」
「あ・・・あ・・・」
「一つ。ここで私に精気を吸い尽くされ、死体となってこの世をさまよう」
魔の者に精気を吸い尽くされれば、その魂は永遠にこの世にとどまることになる。
それは人間にとって最も恐れるべきことだ。
要するに、死ねない・楽になれない・来世に生まれ変われない。
この三拍子がそろってしまうのである。
「二つ。私の触手でズタズタに切り裂かれ、血液を吸い尽くされる。」
「ひ・・・」
ミリアの触手がうねり、店主を一気に絡め取る。
しかし、店主には抵抗すらできない。
「三つ。黒い快楽の虜となり、肉体を改造された後に私の下僕になる
 気持ちいいわよぉ、たいていの女の子は狂っちゃうくらい気持ちいいの。」
触手は店主の服をすべて破った。
「さぁ、どれにする? あなたに選ばせてあ・げ・る」
「快・・・楽・・・、快楽を!」
三つの選択肢。
その中で最も甘美なものを、店主は選んだ。
「そうよねぇ、ゾンビになるのはイヤだし、死ぬのも怖いわよねぇ?」
店主はうんうんと頷く。
「それじゃ、早速始めるわよ?」
ミリアはその触手で店主をすぐ近くに引き寄せた。
「そういえば、名前を聞いてなかったわね?」
「ハイリア・・・」
「年は?」
「に、23・・・」
「やっぱり私より年上ね。それだけグラマラスなんだもの、当然よねぇ」
そしてミリアはハイリアを抱きしめた。
「さぁ、たっぷり楽しんでね。ハイリアお姉様。」
ハイリアはミリアから立ちのぼる毒々しくも甘美な香りに酔いしれて、
「ふぁい・・・」
力のない返事をかえした。
まずハイリアを絡め取っているミリアの触手は、蠕動運動のように動き、愛撫を始めた。
「あっ、ああっ・・・」
「お姉様、処女じゃあないみたいね。恋人でもいる?」
「処女は、捨てました・・・あんっ、こ、恋人も、い、ます」
「へぇー、それじゃかなりの好きモノ? 淫乱?」
「はぁ、ん・・・っ、そ、そん、違っ・・・」
乱れながらも答弁を続ける。
「ああ、そうそう。忘れてた。私はミリアっていうの。
 フェリア様に力をいただいた、蟲魔のミリア。」
「ちゅ、ま・・・?」
全身を上気させながらも、ハイリアはかろうじて聞き返す。
「そう。フェリア様の配下の、蟲を司る悪魔よ。」
ミリアは右手をハイリアの股間に伸ばす。
「はうぁ・・・、ああぁ・・・」
ミリアの手が触れると、とたんにハイリアの表情が恍惚としたものになる。
すでにハイリアの秘所は、愛液とミリアの体を覆う粘液とでぐちょぐちょだ。
「うふふ、ちょっとさわっただけでこんなに感じて・・・。
 お姉様、やっぱり淫乱なんだ?」
「うあふ、そん、なこと、言わない、でぇ・・・、はあ・・・」
口では抵抗しても、体は正直なのは常識である。
「そんな淫乱なお姉様に、私の蟲をプレゼントしちゃうわ」
左手で自らの秘所を愛撫し始めるミリア。
「あん、ああん、んん、いいわぁ・・・、闇って最高・・・。
 あはぁ、あああん、ああん・・・、くうぅん!!」
ついには秘所に手を突っ込む。
やがて引き出された手には、筒状でピンク色をした蟲。
「私の体内で合成した蟲よ。魔淫蟲。
 蟲の悪魔である私が自らの体で作ったから・・・、きっとすごいわよぉ」
先にミリアが寄生された妖淫蟲は、洗脳効果があるだけ。
しかしこの魔淫蟲は・・・。
「ああああ!」
そうこうしているうちに、ミリアの生み出した魔淫蟲はハイリアの中に入れられた。
もちろん秘所に。
「あああ、いい、イイ!! 気持ちいいいいいいい!!」
もはやその瞳には何も写っておらず、ただただ嬌声をあげるだけ。
「お姉様、きれいよぉ・・・、こんなに乱れて。」
ミリアはハイリアを抱きしめた。
「蟲が早くなじむようにしてあげる」
するとミリアは全身からピンク色の瘴気を発した。
同時にハイリアを床に寝かせ、自らの股間とハイリアの股間を合わせた。
「いくわよぉ」
股間同士でこする。
こする、こする、こする。
「あああ、ああああ! いいいいぁ、気持ち、いいい、ああああ」
もはやハイリアは崩壊寸前。
蟲の効果で高められた性感は、すでに限界に達していた。
そして。
「いっく、いいっくううううっぅぅぅ!!」
ハイリアは弓なりに体をのけぞらせ、激しく、激しく達した。
同時にピンクの瘴気がハイリアを包み込むーー

数分後。
ハイリアは激しい性交の疲れからか、ぐったりとしていた。
秘所と、呼吸に合わせて胸が上下するのみ。
そしてミリアはハイリアの割れ目に口づけをした。
「さぁ、起きてお姉様」
ハイリアはゆっくりと目を開いた。
「感想は?」
「あはぁ・・・、死んじゃうかと思いましたぁ・・・」
「うふふふ・・・、これからは望む時にあの快楽が得られるわ。
 ほかの人間を襲って、仲間を増やせばね。」
「ああっ、本当ですかぁ? 私がんばりますぅ・・・」
ハイリアは性格までも作り替えられた。
清楚な魔術師から、淫乱な猥女に。
その秘所の割れ目からは、無数の触手が見え隠れしている。
「早速だけど、精気をちょうだい。私もスタイルよくなりたいの。」
「はぁい・・・」
ハイリアは恍惚の表情で、ミリアに抱かれていった。

かくして少しずつ、少しずつ「光」は「闇」に浸食されていく。
光あるところに必ず陰:闇はある。
しかし、闇あるところに必ず光はある。
互いが融合するところに――何があるのだろうか。
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Author:FBX
某所にSSを投下して数年。しばらく休憩していましたが、悪堕ち界隈の方々との交流等もあり、復活と同時に自分の記録をつけるため開設。拙作は月光蝶氏による保管庫、まブ氏によるまとめブログのみに転載を許可しております。

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