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Temporary Names SS 1章

久々に追加しますね。
この作品はCodeという接頭辞を思いつく前の物なので、タイトルがありません。
本当にないので、ここでは一時的な名前として
"Temporary Named SS"
と、あんまりにも酷い名前を与えることにしました。
というのも、私のPCのHDDにはTemp.txtという名前で保存されているからなのです。
(これ本当)
というわけで、お楽しみ下されば幸いです。



--私は何をしているんだろう。
みんなと一緒に戦っていたはずなのに。

「あら、お目覚めかしら?」
「う・・・。」
目を開いても、真っ暗で何も見えない。
彼女はそんな空間にいた。
「ほら、しゃきっとしなさいな?」
そう言うと、彼女の前に立つ女が彼女の頬を軽くはたく。
「こ、ここは・・・」
「ふふ、ここは闇の女王フェリア様の城よ。」
「!?」
彼女は目を見開いて、目の前の女を見据える。
「あ、あんたは!?」
「ようやくわかった? 自分がどういう状況にあるか。ミリアちゃん?」
「う・・・」
ミリアと呼ばれた彼女は、この闇の空間で磔にされている。
それも全裸で。
「可愛い体よね。うふふ・・・。」
「わ、私を捕まえて何をするの!?」
「そんなに怒鳴らないの。」
女はミリアの周囲を少し歩きまわる。
丁度、人質を目の前にした犯罪者のようだ。
「私はシィズ。何度か戦場で会ったことあるかしらね?」
「知らないわね。」
「あら、そう? まぁいいわ。」
シィズと名乗った女は、再びミリアの周囲を歩く。
「『光』の連中、なかなか強いのよねぇ・・・。
あなた一人だけを捕らえたのにも、ちゃんと理由があるのよ?」
シィズはミリアの顎をつかみ、自身の顔に近づける。
「可愛い娘・・・。」
「くっ!」
ミリアは顔を左右に振って、シィズの手を退ける。

『光』と『闇』・・・。
この世界は、よく我々がゲームや小説などで目にするような戦闘の真っ最中だ。
当初は『光』も『闇』も一つのものであった。
放置しておけば安定であるものなのだ。
だが、当然それを良しとしない者もいる。
ある者が『光』と『闇』を分離させ、片方を己が力としたのだ。
もちろん光あるところに影--すなわち闇が存在する。
「ある者」こそが闇の女王フェリア。
その混沌たる闇の力を持って、すべてを手中に収めようとした。
フェリアとて、最初はそんな欲望など毛頭なかった。
自身の恋人を殺した者に復讐をしたかっただけだ。
だが、大きすぎる力を手にした人間は、さらなる欲望を生む。
それこそがフェリアの望む「すべて」だった。
逆に、この分離した『光』と『闇』を結合し、再び安定にしようとする者もいる。
その者こそが光の女王フィエル。
皮肉にも、フェリアとフィエルは双子の姉妹だった・・・。

戦いの中、ミリアはいつも思い出す。
自分の仕える主、フィエルのことを。
フィエルは自分の双子の妹を相手にしているのにも関わらず、いつも気丈に振舞う。
むしろ彼女はこう言う。
『闇の力により、人外の者と化したフェリア。彼女はもう私の妹ではありません』
と。
その意思と決断力に魅せられ、魔法剣士としてミリアは戦いに志願したのだった。
戦闘、戦いとは言うものの、実際に行う戦闘は街や国の取り合いである。
それも、少数戦力によるもの。
一般に知られる戦争:一万対一万というようなものではなかった。
それはフェリアとフィエルの、一般市民への被害を考えた行動なのかもしれない。
「ぐっ!」
ミリアは斬りかかってきた相手の剣を、自分の剣で止める。
余計なことを考えていたようだ。
しかし、次の瞬間にはミリアを襲った男は両断されていた。
「ほら、ぼんやりしないの!」
「あ・・・、悪い。」
仲間のティアに怒られる。
(またやっちゃった・・・。)
そう、ミリアは決して優れているわけではなかった。
「あんまりティアの足引っ張っちゃだめだよ~?」
キールにまで言われた。
ミリアは、キールこそ一番トロイと思ってる。
(う~・・・)
最近ミリアは負い目を感じている。
いつも迷惑かけてるのではないか、と。
その思いが、今度の作戦でミリア自身を危機にさらすことになるのだった。
「クラインがもうすぐ門を突破するころね。準備はいい?」
クラインとは、ミリア達とは別行動を取っている仲間。

ミリアのチームにはティア、キール、ファル。
クラインのチームにはエル、シオン、ジェイド。
4人+4人での行動だった。
今回の作戦は、『闇』に制圧された街を開放する作戦。
まずクラインのチームが先に街の中に潜入し、偵察。
その情報を元に、最も警備の薄くなる時間帯を縫ってミリアのチームが攻撃を開始する。
門とは、街の管理に関わるエリアへの門だ。

ミリア達は、門のすぐ近くまで接近する。
しかし、警備兵は全滅していて、門は全開だった。
「クライン達がやってくれたみたいね。」
ティアが分析した。
「・・・行こ。」
感情の無い声で言ったファル。
(なんでファルみたいなおとなしい子が戦いに来るのかな・・・)
ミリアは気になって仕方が無いが、聞くに聞けなかった。
門を通過し、管理塔と呼ばれる建物に入る。
「!!」
ミリアはそこで愕然とした。
クライン達4人が倒れ伏していたのだ。
「あら? 新しいお客さんかしら。」
暗い部屋の奥から女の声が聞こえる。
ミリアはクラインに走りよる。
「クライン!」
「う・・・む・・・」
生きている。
「気を・・・つけろ・・・。あの女、かなりの・・・」
「しゃべらないでいいよ。」
ミリアはクラインを制する。
そして剣を抜く。
同時にミリアの周囲にティア、キール、ファルが集う。
「4人がかり。それでそこで寝てる子達は勝てなかったわ?」
「うるさい!」
ミリアは女に斬りかかる。
剣を振り下ろすが、空を切るだけだった。
「・・・!?」
確かに目の前に女がいる。
「ミリア!」
その声で我に返ると、そのまま横に飛ぶ。
すると、先ほどまでミリアがいた場所を魔法が通過した。
しかし。
「え!?」
女はキールの放った魔法を右手の人差し指で止めていた。
「わからないかしら。闇こそが、私達の力なのよ?」
そこでミリアは気づいた。
どうして夜戦を挑んだ仲間が負けるのか。
どうして夜戦を挑む敵が強いのか。
「もう、つまらないわ。」
女は呟くと、今度は左手の人差し指をキール達に向けた。
同時に、地面に倒れていたクラインのチーム4人とキール達3人が消える。
「ああ!? 何をしたの!!」
ミリアが女をにらむ。
「別に何も・・・。街の外に飛ばしてあげただけよ。」
「くっ!」
ミリアは剣を正眼に構える。
今度は魔力を剣に注いでいる。
「あなた、魔法剣士だったの? ふ~ん・・・」
「行くわよ!」
ミリアはもう一度、斬りかかった。
だが、またしても剣は空を切る。
確かに目の前の女を斬ったはずなのに。
「・・・!」
「あなたも物分りが悪いわね。魔力を注いでも、私には当たらないわ。
でも、あなたのその力。興味あるのよね。」
「何を・・・。」
ミリアは再度剣を構える。
「どう? 私と一緒に来ない? あなたに更なる力を与えてあげる。」
「バカな、どうして私が闇になど!」
「そう、それじゃあ強制的に来てもらうまでね。」
女は左手をミリアに向けた。
「お・や・す・み」
その手から闇の波動が放たれると、ミリアはまるで紙きれのように吹き飛んだ。

「思い出してもおもしろくないでしょうに・・・。」
「うるさい!」
シィズが口を出すが、ミリアはそれをはねつける。
「あなたが眠っている間に、色々と調べさせてもらったの。」
シィズはミリアの正面に立ち、ミリアを見据える。
「どうしてフィエルなんかに魅力を感じるのかしらね。
フェリア様だって、意思と決断力程度ならお持ちなのに・・・。」
「ちょっと!」
「どうしてそんなことを、って? もちろん、調べたのがあなたの頭だからよ。」
「!」
ミリアは驚いた。
まさか『闇』にそんな技術があろうとは・・・。
「御託はやめるわ。あなたにはこれからフェリア様の下僕になってもらうの。
フェリア様に直接お会いして、洗脳していただくのよ。」
「私は屈しないわよ!」
「さぁ、どうかしらね・・・。」
シィズがパチン、と指を鳴らすとミリアの裸体が上昇を始めた。
「ふふ、フェリア様に失礼のないようにね・・・。」

やがて、ミリアの目の前に玉座とおぼしき影が見えるようになった。
どうやらここに『闇』の指導者、フェリアがいるようだ。
「ようこそ、私の城へ。」
闇の奥から声が聞こえる。
「シィズから話は聞いてるでしょう?」
ミリアの裸体が声のするほうへ移動し始めた。
「うわ・・・?」
真っ暗な中、わずかなロウソクの光で自分を拘束しているのが何かわかった。
肉色の触手だった。
「早速始めようかしら。」
フェリアがミリアに歩み寄る。
ぞっとするような美しさだった。
「うふふ・・・、これからあなたには快楽をあげる。」
その手には蟲のようなもの・・・。
「あなたはこの私、闇の女王フェリアにすべてを捧げるの。
そして、ここから出る時は蟲使いになっているでしょうね。」
「蟲使い!?」
それは、数多の妖蟲を使役して人間に破滅をもたらす存在。
「いや、やめて!」
フィエルの力ならともかく、仇成すフェリアの力になろうとは。
ミリアにとって最大の恐怖であり、屈辱であった。
「さぁ・・・、たっぷり楽しんで。」
フェリアの手の蟲が、ミリアの秘所に当てられる。
蟲は喜ぶようにして、ミリアの中へと入っていった。
「ひあ!?」
ミリアの中で蟲が蠢く。
「うああ・・・ああ!!?」
「プレゼントした蟲は、妖淫蟲。女の子に寄生して、快楽の闇に堕としてくれる蟲よ。
あなたは蟲使いになるのだから、このくらいは憶えないとダメよ?」
ミリアを拘束している触手が徐々に動き始める。
「い、いやああ、やめてよぉ!」
ミリアの体を満遍なく愛撫し始めたのである。
「いやあ、やめ、やめ、ふああ・・・」
嫌がる声が少しずつ甘美なものへと変わっていく。
「ああ、あああん、あん、あん・・・、あ、ダメ、私、ダメ、ああ・・・」
それでも抵抗の意思は消えない。
「我慢なんかするのはおやめなさい。人間なんて所詮は快楽に勝てないのだから・・・。」
やがてミリアの中の蟲は、彼女の神経に手を伸ばし始めた。
直接快楽神経を刺激しよう、というのである。
「あはぁ、あああん、ああ、気持ち、いい、いいの・・・、ああん、あん!」
徐々に抵抗の意思がそがれていく。
「ふふふ・・・、可愛いわよ。」
フェリアは言うと、自身の胸をはだける。
陶器のように白い肌が闇に浮かび上がった。
その胸をミリアの口に寄せると、乳首をミリアの口に入れた。
「むああ、あああん、むあ・・・」
「さぁ、お飲みなさいな・・・。」
その乳首から緑色の液体が出てきた。
淫靡な香りのする、人を洗脳し、堕落させる乳液である。
ミリアは吐き出せずに飲み込む。
「むううあああ、あう、あーーー!」
ミリアの体が大きく痙攣した。
逝ったようである。
脱力したミリアから、乳首を離すフェリア。
「どうかしら。気持ち良かったでしょう?」
「う・・・あ・・・」
妖淫蟲は完全にミリアの膣と同化してしまった。
「その蟲はね、一度でも逝ったら最後。もう離れないわよ。
それと・・・、寄生させた人の完全な人形になってしまうの。」
「ふ・・・あ・・・あ・・・」
ミリアは放心状態だ。
「さぁ、私に忠誠を誓って。そうすればもっとよくしてあげる。」
「うう・・・あ、わ、私は、・・・」
闇の空間に、ミリアの敗北宣言が響き渡った。

数日後。
フェリアの前にミリアが立っていた。
しかし、かつての水色の鎧ではなく、漆黒のローブをまとって。
「ミリア。あなたは何?」
フェリアが問う。
ミリアは躊躇せずに答えた。
「私はフェリア様の下僕。蟲使いのミリアです。」
「そう・・・、あなたは蟲使いのミリア。もう魔法剣士ではないわ。」
フェリアは満足そうに告げた。
「さぁミリア。手始めに先日あなたが取り返そうとした町を襲いなさい。
あの後、シィズの留守をつかれて奪われてしまったわ。」
「かしこまりました。」
ミリアはローブを翻すと、フェリアの玉座を後にした。
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テーマ : 官能小説
ジャンル : アダルト

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Author:FBX
某所にSSを投下して数年。しばらく休憩していましたが、悪堕ち界隈の方々との交流等もあり、復活と同時に自分の記録をつけるため開設。拙作は月光蝶氏による保管庫、まブ氏によるまとめブログのみに転載を許可しております。

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